ジスロマックの飲み方と正しい服用方法、用法用量を正しく守って飲みましょう。
用法・用量を正しく守る飲み方
中途半端、自己判断は絶対にNGです。
抗生物質は自己判断で中途半端な飲み方により、病原菌の耐性を高めてしまう要因となります。抗生剤などの抗菌薬というのは細菌感染症ここでいうクラミジアです。クラミジアにかぎらず実際に何らかの病気により病院で受診した場合、医師により処方された経験がある人が多いかと思います。
抗生剤の飲み方によって多くの効果を得る目的とし、用法・用量を守る正しい飲み方を紹介します。抗菌薬を使う(飲む)上で原則として効果を最大限得る為に十分な量と正しい飲み方でその必要な時間をできるだけ短い期間の使用に留めるようにします。
大切なのは指示通りの服用方法を忠実に守る
ありがたい事で医学の進歩によって、抗菌薬の体の中での動き方、濃度、どのように投与すると効果が最大限発揮されるのか?という事が解明されてきました。例えば、マクロライド系のジスロマックは飲み方に縛りはありませんが薬の効力が大幅に上がるのは空腹時とされています。内服薬の抗菌薬は、食後に飲んだほうが良い。
又は空腹時に飲んだほうが良い。の2通りです。これに関しては食事によって薬が影響を受けてしまうかどうかが基準で定められています。一方でニューキノロン系は「クラビット」同じ抗菌薬ですが、濃度依存性の抗菌薬で最高血中濃度がそこそこ高い方が効果的です。
1日に1回という一度に1日分の量を飲んだ方が高い効果を得ることができるクラビットもあります。それはどういう事かというと、ジスロマック、クラビットそれぞれの薬によって適切な正しい飲み方は異なっています。薬剤師や医師からの処方で指示どおり、忠実に守って飲むようにしましょう。
ジスロマックを飲むのは実際に食前・食後どちらが正しいの?
飲み方を記述しているページでも記載していますが、実際に食前、食後に関してはどちらでも構いません。これは考え方の一つとしてお話します。治療するという事は完治が最終着地地点と考えると、「食前に飲む」「食後に飲む」「空腹時に飲む」最終着地地点の「完治」は一緒です。
薬の効き、完治するまでの期間という事になります。推奨しているのは空腹時で、最短での治療は空腹時となります。食前・食後に関しては2時間は時間を空けると良いと思います。クラミジア治療に関してジスロマックとクラビットどちらも非常に効果的です。ご自身にあった薬を選びましょう。
指示どおりの服用期間を守る
抗菌薬には飲む期間ははじめから決まっておりません。効果を体感しきちんと感染が治るまでしっかり服用する事が大事です。服用して3日~4日経過しても効果がみえないという事であれば、薬を変更する必要があります。例えばマクロライド系はジスロマックを服用しても効果がないケースではニューキノロン系のクラビットを服用するのが良いです。実際に医師の指示があるでしょう。
指示通りの服用量を守る
抗菌薬の種類によって、一番効果を発揮できる血中濃度を維持するための服用量はあらかじめ決まっています。決して多量の服用が効果を得られるという事ではありません。逆に副作用が大きく出る危険性があるので指示通りの服用量を守るようにしましょう。
牛乳と一緒に摂取しない
牛乳にはカルシウムがたくさん含まれています。カルシウムが多く含まれている食品や飲料と一緒に服用する事で、せっかく飲んだ薬の有効成分がカルシウムと合体していまうので、効果が弱まってしまう抗菌薬の種類もあります。ニューキノロン系の抗生物質クラビットがこれに該当します。なるべく服用後最低でも2時間は時間を空けて牛乳などは飲むようにしましょう。
アルコールは控える
アルコールには中枢神経を抑える働き、血管の幅を広げる働きがあります。抗菌薬の効き目がですぎてしまう危険性があります。クラビットの場合は少ない量のアルコールならば影響はないとしていますが、短期間の治療で完治させる為に薬を飲んでいるときはアルコールを控えるのが正しい判断だと思います。
正しく薬を飲むという事が症状の緩和、完治への一番の近道といえます。自己判断で服用を止めたり、アルコールや乳製品と一緒に飲んだり刷る事が内容に細心の注意を払いましょう。抗菌薬というのは十分な量で効果を得る為に指示通りの飲み方、支持された必要な期間にわたって飲むのが大切です。